我が社は信頼性の極めて高い高品質な製品を生み出すことで暮らしを守る、という明確な目的意識をもって「モノ作り」を進めております。セーフティーデバイスとして生活を守るため、DX(デジタルトランスフォーメーション)を積極的に展開し、安全性が高く低コストの製品・サービスの提供を実現します。
1.デジタル技術が社会や自社の競争にどのような影響を及ぼすか
感染症の拡大リスクや労働人口の減少など、モノ作りの世界も多様な課題を抱えています。このような環境下で、我が社もデジタル技術を用いてより高品質な製品・サービスをより低いコストで生産することを目指しています。
具体的には、AI等を初めとした最新の技術を活用して他社に先んじた高性能のサービスを開発すること、さらに我が社のモノ作りのハードとデジタル技術によるソフトを組み合わせた新たなソリューションを提供し、顧客の課題を解決します。
2.経営ビジョン及びビジネスモデル
私達の経営ビジョンとして、当社は製品のひとつひとつが「セーフティーデバイスとして安全で穏やかな暮らしを守る」という目的意識を掲げています。当社の製品には極めて高い精度や安全性が要求されます。従業員一人ひとりが主体的に行動し、ITを活用して変革をもたらし、顧客満足度や企業競争力のたゆまぬ向上のため、常に前進を続けます。
ビジネスモデルとして、高品質なモノ作りはもちろんのこと、お客様の満足度を高めるためによりDXを推進し、ハードとソフトを組み合わせたソリューションサービスを開発し提供します。
3.経営ビジョン・ビジネスモデルを実現するための戦略(DX人材育成含む)
デジタル技術の活用により、当社の強みであるモノ作りにITサービスを組み合わせ、当社製品の価値向上を図る戦略を取ります。お客様にとっては安全性がより向上し、コストが削減されます。
具体的には、現在および今後において製造する製品をデジタル技術と組み合わせることで、製品の稼働状態を見える化する、保守点検を容易にするといった付加価値を高めます。
このため、社内のDX人材の育成を進めます。他業界との連携も含め、最新の技術動向を把握し、研修や自主学習を促進して各種情報技術の取得も推進します。
4.戦略を推進するのための体制・組織
取締役社長がCIO(最高情報責任者)を兼務し、CIOをリーダーとしたDX推進プロジェクトチームを発足します。
社内外の研修や勉強会に従業員を参加させ、ITに精通した人材を育成します。